東京都・日原鍾乳洞
- 2020.10.15
- 👜国内旅行

☑️ マイナスイオンを浴びた〜い!

千葉に行ってみようとしていたのですが、ちんたらしているうちに時間が過ぎ、戻り時間が遅くなりそうだったので、予定を変更して、都内でも緑が多い多摩方面に行く事にしました。多摩と言ってもコストコやアウトレットパークの有るエリアでなく、奥多摩へ。
簡易テントなどを積んでいましたが、使わないかも。
奥多摩の見どころ
- 川
- 鍾乳洞
- 蕎麦
この三つが、私たび子の琴線に引っかかりました。
日原(にっぱら)鍾乳洞にGO!
鍾乳洞の中の平均温度が11度らしく、ぷい子には上着を持って行きました。

東京サマーランドを過ぎたあたりから、段々と緑が多くなって来ます。

途中でコンビニがぽつぽつと有りますので、飲み物などの購入はお店を見つけたらお早めに。JR青梅線「古里(こり)」駅までは、なんとなく町並みに人の気配を感じますが、段々と山道に差し掛かっていきます。
奥多摩駅が近付くと、リュックを背負った観光客の方が歩いている姿を見かけますが、それも束の間、狭い道路が続きます。くねくねと山道を進むと、川の音が聞こえて来ます。

道は、車がすれ違うには狭い幅の所もあり、待避所が所々に有りましたが、警備員さんが誘導している場所ではしばらく止められた後、小さなバスが向かい側から現れました。

鍾乳洞はまだ先だし、どれだけ警備員さんが道中、誘導をしてくれるのかやや不安を感じながら進みます。
不安、的中。車の列が動かなくなる。

山梨県の昇仙峡を彷彿とさせる山が立ちはだかり、ぷい子にスマホを渡して写真を撮るように頼んでいた矢先…
二つ前を走る車が速度を落としたので、また警備員さんが止めてるのかな?と思って待っていましたが、一向に動く気配なし。窓からは涼しい空気が入って来ます。後続の車が来てしまいました。また更に車が連なり、カーブでどこまで並んでいるのか分かりません。5分経過…何かおかしい。

外に出て、前の方の様子を確かめに行く男性がいて、ちょうど前方の車を降りてタバコを吸っている女性と話をしているのが見えました。
女性の身振りで、鍾乳洞までの往路の車と復路の車がすれ違えなくなっているみたいでした。
鍾乳洞まで歩いて5分ちょっとという距離ですが、このまま待っていて進展は有るのか?と思っていると、警備員さんが現れて「数台ずつ動いてますから」と伝えていたので、少し安心。
やがて、私たちの前の車が進んだのですが、カーブを曲がってすぐに止まりました。今度は警備員ではない男性が前方から歩いて来て、車をもっと端に寄せるように指示しています。
後ろを振り返ると、なぜか後続の車は来ていません。前の車が下がって来たので、こちらもバックしながらガードレールのギリギリまで車を寄せました。免許取り立てでなくて良かった。
鍾乳洞から帰る車が数台通った後で、私たちが進んだのですが、狭い道沿いの反対側に帰る人々の車30台ほどがぴたっと寄せて待機してくれていました。
これは、先ほどの男性が誘導してくれたのでしょう。待機に協力してくれた車列の横をありがたいと思いながら、花道のように通り過ぎました。リーダーシップが有る方がいて、助かりました。
いざ、鍾乳洞へ。
苦労して辿り着いた感があり、駐車場に車を停めると、疲労感があった私ですが、ぷい子は元気一杯で上着を持たずに行こうとしていました。

階段を降りるとチケット売り場が有ります。買ったら川を渡って入り口に進みましょう!


ひんやりとした内部へ

周りにいた人たちが、「ひんやりする」「寒い」など言っていましたが、上着を着込むほどではないかな?
[出口→] と書かれた看板と反対方向に進みます。
見どころは「水琴窟(すいきんくつ)」と「新洞」。水琴窟は、水がポタリと落ちると金属音のような反響が聞こえて来ます。周りが騒がしいと聞こえないかも。
「新洞」は、20メートルほどの高さがある広場で、東海大学の探検部が発見したそう!驚きの発見だったでしょうね。ライトアップされていて幻想的。

帰りのオプションコース
お年寄りは行かない方が良い、と親切な注意書きがあり、階段が現れます。階段の幅も小さいし、濡れていて滑りそう。何より角度が急なので、運動不足の大人は翌日、足に来そう。
せっかくなので、上がって行きますが、見た目以上に登り辛い…。「落ちたら下の人もヤバいね」と先を進む学生が話しています。えぇ、その通りなので、よろしくお願いします。

本能的に不気味さを常に感じていたのは、ネーミングのせいかもしれません。さいの河原とか…。
足場を作った人も電気の配線をした人もすごいと思いました。
階段を上がりきると、フェンス越に成長していく鍾乳洞が見えます。鍾乳石が1センチ伸びるのに100年前後かかるそうで、ロマンが有りますね。
階段は、上がりより下りを気を付けた方が良く、ヒールを履いた女性がずりっとなって肝を冷やしました。
出てからは滝の音を楽しむ。
鍾乳洞を出ると、異世界から生還した気になり、これから入って行く人々を慈愛に満ちた目で見守っている自分に気付くと思います。
チケット売り場を通り、石段を上がって右手には滝、左手には神社が有ります。滝の音を聞きながら駐車場へ。大量の水と水がぶつかって、マイナスイオンで満ちて心地が良い帰路になります。
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